老化のスピードには何故個人差があるの?(糖化・酸化・ホルモンの変化)

アンチエイジングの基礎知識

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人間の老化には、止められる老化止められない老化があります。

この内、止められない老化とは、手元のものが見えにくくなったり、耳が遠くなるなど、年をとれば必ず起こる機能低下のことで、どんなに努力しても誰にも避けることはできません。

一方、止められる老化には、大きく分けて糖化酸化ホルモンの変化の3つがあります。

目次

糖化

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糖化とは、食事などで摂り過ぎてしまった糖が、体内のタンパク質と結びついて、AGEという老化物質を作り出してしまう現象のことを言います。

このAGEは、1度できてしまうと分解されにくいため、血管に溜まれば動脈硬化、骨に溜まれば骨粗しょう症、目に溜まれば白内障になるなど、老化や病気のリスクを高めてしまう大きな原因となります。

また、美肌で有名なコラーゲンやエラスチンもタンパク質の1種です。これらのタンパク質が糖化してしまうと、シワくすみシミそばかすの原因となるなど、お肌の老化もどんどん進んでしまうのです。

酸化

活性酸素というと悪者のイメージですが、本来ならば、強い攻撃力で体内に侵入したウィルスや細菌から私たちの身体を守ってくれる存在です。

ところが一旦増え過ぎてしまうと、健康な細胞や遺伝子まで攻撃し、酸化させてしまいます。この細胞の酸化こそが、老化や癌、動脈硬化など、多くの疾病をもたらす原因となってしまうのです。

また若い頃の身体は、ホルモンや酵素などがたくさん分泌されているため、それらが強い抗酸化システムを作って、活性酸素の暴走を防いでくれています。ところが、年をとるとこれらの分泌が減ってくるため、暴れる活性酸素を抑えることができなくなり、老化は一層進むことになります。

活性酸素と老化の関係について詳しく知りたい方はコチラ

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ホルモンの変化

年をとると、若さを保つために必要なホルモン(若返りホルモン)の分泌が急激に減少するため、脳を始めとする身体機能は低下し、老化が進行します。

一方、老化を進めるホルモン(老化ホルモン)の分泌は加齢とともに増加するため、身体のいたるところで糖化や炎症が起こり、老化の原因となります。

まとめ

止められる老化を抑えることは、老化全体のスピードを緩めることに繋がります。

つまり、止められる老化をいかに抑えるかが、若々しさを保つための重要なポイントになってくるのです。

このため、止められる老化である酸化・糖化・ホルモンの変化の3つについてケアしていくことが、アンチエイジングの基本となります。

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