日焼け止めの使用期限は○年！？　～　使用上の注意点　～

みなさんは紫外線対策で日焼け止めを塗る時、説明書をきちんと読んでいますか？
塗る量や、効果の持続時間はもちろん、敏感肌の人が使う際の注意事項、使用期限など、日焼け止めには注意しなければならないことが意外とたくさんあるのです。
そこで今回は、日焼け止めを塗る時の注意点について、詳しくご紹介します。

使用上の注意点

日焼け止めをせっかく選んでも、使い方が間違っていては十分な効果は得られません。

敏感肌には低刺激性の日焼け止め

日焼け止めは一般的に刺激物として考えられているので、敏感肌の方や、お肌に傷がある方は特に注意をして選ぶ必要があります。

紫外線散乱剤だけを使った日焼け止めには、パッケージに「ノンケミカル」や「紫外線吸収剤フリー」などと表記されています。

日焼け止めの選び方について詳しく知りたい方はコチラ

⇒　紫外線吸収剤と紫外線散乱剤　～　日焼け止めの選び方　～

⇒　日焼け止めに使われているPAとSPFとは？　～　紫外線対策の豆知識　～

また、紫外線散乱剤は乾燥しやすい性質があるので、日焼け止めを塗る前には保湿をしっかり行っておくことで、肌荒れのリスクを減らすことができます！

必要量をムラなく塗る

日焼け止めに表記されているPAやSPFは、1cm² あたりに2mgずつ塗った時の数値を示しています。
この量を顔全体に換算すると0.8ｇ、500円玉くらいの量が必要となります。

ところが、この量を顔に塗ってみるとかなりの厚塗りになり、実際に使用されている量はその1／4程度だと言われています。

どれだけ強い日焼け止めを塗っても、量が少なければ、表示されている効果を得ることはできません。
日焼け止めは適量をまんべんなく、ムラができないよう均一に塗るようにしましょう！

こまめに塗りなおす

日焼け止めは皮脂や汗、衣服が擦れることなどで、落ちやすくなります。
少なくとも2～3時間おきを目安に、塗り直しを行いましょう。

きちんと落とす

日焼け止めは、きちんと落とさないと肌トラブルの原因になります。
日焼け止めの中には、クレンジング剤でないと落ちないものや、専用のクレンジング剤が必要なものもありますので、使う前に確認しておきましょう。

日焼け止めの使用期限

日焼け止めの使用期限は、基本的に化粧品と同じ扱いになります。

未開封の場合⇒3年
開封済の場合⇒1年

一旦開封すると空気中の雑菌が混入したり、品質の劣化が始まるので、肌トラブルを引き起こす原因にもなりかねません。
開封後はワンシーズンで使い切るようにしましょう。

顔用と身体用は兼用できる？

日焼け止めには「顔用」と「身体用」がありますが、兼用しても大丈夫なのでしょうか？

顔用を身体に塗る⇒△

特別な支障はありません。

ただし、顔用の日焼け止めは身体用ほど伸びが良くないので、お肌に何度も塗りこむ必要があります。
そのため、摩擦による肌トラブルを引き起こす場合もあります。

身体用を顔に塗る⇒×

身体用は顔用に比べて紫外線の防御効果が高く、お肌への刺激が強い傾向にあります。
また、清涼感を高めるため、メントールなどを配合しているものも多いようです。
そのため、身体に比べると皮膚が薄くデリケートな顔に使うと、肌荒れを起こす危険性が高くなります。

実際、日本化粧品工業連合会も『身体用の日焼け止めを顔に使用するのは避けた方がよい』との見解を示しています。

最近は、「全身用」または「顔・体用」といった、顔と身体の両方に使える日焼け止めも販売されています。
刺激が少なめに作られているものありますので、分けるのが面倒な人にはオススメです。

プラセンタで紫外線対策

どれだけ気をつけていても、日焼け止めで紫外線を完全に防ぐことはできません。
紫外線の影響を受けにくいお肌を手に入れるとともに、できてしまった紫外線ダメージを解消するアイテムが必要なのです。

プラセンタは厚生労働省が認める美白成分です！
できてしまったシミやソバカスの改善はもちろん、お肌のバリア機能を高めて紫外線による肌ダメージを予防する効果もあります。

また、プラセンタが持つ成長因子にはシワやたるみの予防・改善効果が期待できる上、強い抗酸化作用によってあらゆる老化の原因となる活性酸素を抑える働きもあります。

プラセンタの美肌効果について詳しく知りたい方はコチラ

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