『わが家は祇園の拝み屋さん 9 星の導きと今昔の都』を読んでみました(ネタバレなし)  ~ 望月 麻衣 ~

私の読書感想文

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『わが家は祇園の拝み屋さん 9 星の導きと今昔の都』を読んでみました。

2018年10月に出版された、シリーズ第9弾。
チームOGMが東京と京都に別れ、奮闘することに。
2つの都を舞台にくりひろげられる拝み屋・出張編です。

【あらすじ】

関東本部から助っ人に呼ばれた澪人と一緒に、夏休みの間だけ東京の実家へ帰ることにした小春。
師匠の営む和菓子屋に戻った宗次朗と3人で久しぶりに浅草を訪れると、どこか不穏な空気を感じます。

一方、主要メンバー2人がいないチーム『OGM』は、兄の和人を仮のリーダーとして、京都の結界の挨拶回りをすることに。
澪人不在の京都を守ろうと頑張りますが、結界が張り直されて平和が戻ったはずの京の町にも、小さな異変が起こります。

東京での騒動の黒幕も明らかになり、若宮君も動き出したことで、また一波乱始まりそうです。

【感想】

今作も、ものすごくサクサク読めました。
ストーリーとは全然関係ないけど、名前だけとはいえ『ホームズさん』が出てきたのが、個人的には少し嬉しかった。

澪人クンと小春ちゃんの安定の甘々っぷりは、読んでるこっちが照れちゃうほど。
澪人クンも健全な男の子だったんですね~。可愛すぎて堪らない(笑)
小春ちゃんのご両親の後悔や願いも知れて、ジンと来るシーンもあったし…
陰陽師関連がどんどん不穏になっていくから、2人の関係はこれくらいの甘さでちょうど良いかも。

京都にいるチーム『OGM』も、新しい恋の蕾が芽生えたり、和人さんのブラコン健在ぶりが見れたりと、相変わらずいい味出してる。
でも、由里子さんの想いが何とも切なくて苦しい。
うまくまとまってくれればいいんだけど。

今作最大の伏線は、宗次郎さんの師匠の「息子」って誰?ってこと。
なんとなくこの人かなって人はいるんだけど…年齢的に違うかな?
なんにせよ、次回作が本当に待ち遠しいです。

 

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コメント

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