『老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます 4』を読んでみました。
2019年1月に出版された、シリーズ第4弾。
異世界では近隣の王族と、地球では各国の代表と渡り合う諸国漫遊編です。
【あらすじ】
ミツハの治めるヤマノ子爵領に、別の大陸から侵略船がやってきた前巻。
異世界チートで圧勝するも、次に襲われた場合を考え、大陸内で軍事同盟を作ることに。
周辺国との事前交渉を行う外交使節団に、不本意ながらも『雷の姫巫女』として同行することとなったミツハ。
コレットとザビーネを連れ、転移能力と地球製商品を駆使して快適な旅を続けながら、各国の王族と渡り合います。
【感想】
今作のミツハも、傀儡の王を作りたい家臣たちに命を狙われたり、交渉を自国主導で行いたい王に蔑まれたりと散々。
でも、どんな難題も頭を使って痛快に乗り切ります。
せっかくのチート能力も、使いこなせなきゃ宝の持ち腐れ。
使う人の頭が良くなければ意味がないのね…って、実感させられる作品です。
この作者は割と好きで、『 私、能力は平均値でって言ったよね!』も『ポーション頼みで生き延びます!』も読んでます。
3作とも「異世界チートで無双する少女が仲間と一緒に諸国を漫遊」で、設定はほぼ同じ。
マンネリ化してきた感もありますが、やっぱり面白い!
3作とも諸国漫遊記が続けば、いつかは読まなくなるシリーズもありそうだけど、今のところ、この『金貨』が1番気に入っています。
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コメント
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