コラーゲンVSプラセンタ    ~自分はどちらを選べばいいの?~

プラセンタの基礎知識

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コラーゲンプラセンタ。女性なら誰でも知っている美容界のツートップ。
しかし、その知名度ゆえにイメージが先行し、成分や効能の違いはよく分からないという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、それぞれの効能や問題点について徹底検証してみたいと思います。

目次

コラーゲンとは?

コラーゲン

コラーゲンとはタンパク質の一種で、何種類かのアミノ酸がくっついた状態です。
皮膚、骨や軟骨、血管、内臓など、身体中あらゆる組織に分布し、細胞と細胞をくっつけたり、組織と組織の間を支える役割を果たしています。

このコラーゲンは、加齢とともに質が低下します。
しかし、コラーゲンの代謝には時間がかかるため、新しいコラーゲンは増えないのに、質が落ちたコラーゲンだけがどんどん増えていってしまうのです。

健康なコラーゲンが不足すると、肌の弾力やハリは失われ、シワやたるみの原因になります。
また、骨や関節が脆くなったり、血管の動脈硬化を引き起こすなど、
身体中いたる所に支障が出てくるようになります。

プラセンタとは?

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プラセンタとは哺乳類の胎盤のことで、人間に必要なタンパク質、脂質、糖質の3大栄養素をはじめ、ミネラル、各種ビタミン、酵素、核酸、ムコ多糖類など、多くの栄養成分がバランス良く含まれています。

このプラセンタ最大の特徴と言えるのが成長因子です。
成長因子には、細胞分裂を活発にすることで新しい細胞を生み出し、新陳代謝をUPさせる働きがあります。

プラセンタには弱った身体機能を修復する力があると言われ、更年期障害や肝臓病の治療薬としての使用はもちろん、近年はアンチエイジングの分野でも注目されています。

主な効果

コラーゲン

コラーゲンは保湿効果に優れたタンパク質なので、お肌のハリや潤いを保つためには必要不可欠な成分です。
加齢に伴うシワやたるみ、血色が気になる人には是非ともオススメしたい成分です。
また、骨や関節に不安がある方にも効果的です。

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・ハリや弾力を与え、シワやたるみを防ぐ
・目のクマやくすみを予防
・爪を強くする
・白髪や抜け毛を防ぐ
・関節痛の緩和
・骨を丈夫にする
・動脈硬化を予防

プラセンタ

プラセンタは、代謝が低下して肌のターンオーバーも乱れがちな40代以降の女性には、たいへん心強い成分です。
つらい更年期症状の改善にも繋がりますので、Wの効果が期待できます。

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・美白効果
・シワやたるみ、くすみなどを改善
・発毛・育毛効果
・基礎代謝UPによるダイエット効果
・疲労回復
・うつ病や自律神経失調症、不眠症の改善
・免疫力の強化
・アレルギー症状を抑える
・更年期症状を改善
・肝機能の改善

注意点

コラーゲン

近年では、「コラーゲンは食べてもアミノ酸に分解されてしまうので意味がない」という説が有力です。
また、お肌に塗る場合でも、肌表面の潤いは期待できても、お肌の奥にまで浸透・利用されることは考えにくいのだとか。
これらの説に対しては、「低分子コラーゲンは使い続けることで有用」との学会発表もありますが、この発表では対照実験さえ行われておらず、その信ぴょう性については疑問が残ります。
しかし、実際に摂取した人からは効果があったとの声も多く、今後の更なる研究が待たれるところです。

プラセンタ

近年の研究によって、プラセンタにはコラーゲンを生み出す、又は、生成を助ける働きがあることが分かりました。
しかし、悪質なメーカーなどはこれを歪曲し、プラセンタの中にコラーゲンも含まれているよう錯覚させるWebサイトもあります。
プラセンタにはコラーゲンは含まれていません。間違った情報に騙されないよう注意しましょう。

 コラーゲンVSプラセンタ

成分や効能を考えると、働き方は違っても、お肌や髪への効果に大きな差はありません
そもそも、どちらもアミノ酸が豊富なので、お肌や髪に効果が出やすいのは当然なのです。

根本的に違うのは、コラーゲンは足りない成分をピンポイントで補うものであるのに対し、プラセンタは細胞自体を元気にして体質から改善するものだということです。
言い換えれば、コラーゲンはトラブルの予防的な要素が強いのに対し、プラセンタはそれに加えてダメージの修復まで期待できるのです。

コラーゲンVSプラセンタ?

品質や安産性を考慮して選ぶと、プラセンタ商品はどうしても高価です。

総合的に考えると、

若くて健康な方ならコラーゲン
今の身体の状態に不安が強い方や、身体のアチコチにガタが出始める40代以降の方は、少し無理をしてでもプラセンタ

年齢や症状で使い分けるのが、1番BESTな選び方だと思います。

 

どちらを選ぶにしても、効果を得るためには長く続けることが大切です。
無理なく続けられるものの中から、自分にピッタリのアイテムを探すようにしましょう。

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