プラセンタ(placenta)とは日本語で胎盤という意味で、その胎盤から抽出された有効成分がプラセンタエキスです。
驚いたことに、人間以外の哺乳類はすべて、出産後は自分の胎盤を食べてしまいます。
胎盤には赤ちゃんが成長するために必要な栄養がたくさん含まれているため、食べることで産後の体力回復に繋げているのです。
では具体的に、どのような成分が含まれているのでしょうか?
【タンパク質】
人間の身体のおよそ6割は水分でできていますが、次に多いのがタンパク質です。血液も筋肉も、タンパク質がなければ作ることはできません。
【アミノ酸】
タンパク質の原料であり、身体中の細胞を作る生命の源です。プラセンタには、必須アミノ酸を含む数多くのアミノ酸が含まれています。
【糖質】
身体、特に脳や神経系が活動するため、まず最初に使われるのが糖質です。
【脂質】
細胞膜や神経組織、ホルモンなどの構成成分として重要な栄養素です。
【ビタミン類】
生理機能を整え、代謝を促進したり生活習慣病の改善にも効果があります。
【ミネラル】
体液や神経の働きを調整をしたり、骨や歯を作るなど、身体の基本的な構造に深くかかわっています。
【核酸】
遺伝子の修復や、新陳代謝の調整をします。エイジングケアには重要な成分ですが、40才を過ぎると急激に減少します。
【酵素】
酵素には、食べた物を消化・分解する消化酵素、筋肉や皮膚などを作る代謝酵素、活性酵素を除去する働きを持つSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)があります。SODは体内で作られる酵素の中でもっとも強い抗酸化力を持っていますが、加齢とともに減っていきます。
【ムコ多糖体】
細胞と細胞を繋ぐゲル状の物質で、ヒアルロン酸やコンドロイチンなどが有名です。保水性に優れ、肌の健康維持、関節のクッションなどの役割を担っています。
【活性ペプチド】
アミノ酸がいくつか結合してできたものがペプチドです。生体のバランスを保つため、形を変えて体内の様々な場所で働き、予防効果をもたらす物質です。
【成長因子】
プラセンタが持つ有効成分の中で1番特徴的なのが成長因子(細胞増殖因子)で、細胞分裂を活発にすることで新たな細胞を生み出し、新陳代謝をUPさせる働きがあります。
実は、お母さんのおなかの中にあるたった1つの受精卵が、わずか10カ月程で人の身体にまで成長できるのは、この成長因子の働きがあるおかげだと言われています。
この成長因子は体内で作ることもできますが、20才を過ぎると急激に減少してしまいます。しかし、この成長因子を持っているのは自然界においてプラセンタだけです。
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