羊のプラセンタの安全性  ~羊プラセンタ=危険は間違い!?~

プラセンタの基礎知識

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羊プラセンタは、得られる効果が大きいことで知られており、北米やヨーロッパなどでは高い人気を誇ります。
しかし、日本では流通する商品自体が少ないことから、馬や豚のプラセンタに比べてマイナーな印象があります。
そこで今回は、羊プラセンタの安全性について、詳しく検証したいと思います。

目次

羊プラセンタの特徴

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良質なプロテインや30種類ものアミノ酸が豊富に含まれています。
中でも、必須アミノ酸の含有量は、馬や豚のプラセンタに比べて遥かに多いことも証明されています。

タンパク質のアミノ酸組成が人間に似ているため、人体への吸収率はすべてのプラセンタの中で最も優秀だと言われています。
人体に馴染みやすく、アレルギー反応も起こりにくいことから、手術の縫合に使われる糸には羊が使用されています。

羊は他の動物に比べて免疫力が高く、病気になりにくいという特性を持っています。
そのため、
ワクチンや抗生物質などの薬剤投与が少なく、原料の安全性はもちろん、加工処理による有効成分の喪失も抑えられるメリットもあります。

日本では何故マイナーなのか?

羊プラセンタはこんなに優秀なのに、日本では何故あまり見かけないのでしょうか?

羊には、狂牛病(BSE)と同じような症状を持つスクレイピーという伝染病があります。
このため、2001年に国内初のBSEが確認されたことを受け、厚生労働省は「牛や羊など反芻動物に由来する原料」の利用を制限しました。

この通達により、原料として使える羊の原産国が限定されたため、市場に出回る製品の数も激減しました。
巷に溢れる馬や豚のプラセンタの方がメジャーに思えるのは、当然のことなのです。

羊プラセンタは国内でも製造できます

いろいろなプラセンタ情報のサイトを見ると、羊プラセンタ製品については次のような記載が目立ちます。

・厚生労働省の通達により、羊などの反芻動物の胎盤は原料に使用してはならない

・日本では羊の胎盤を用いた製品の製造はできない

・日本で流通している羊プラセンタ製品は100%外国製

・輸入品しかないので、輸送料が加えられていて高価

本当にそうなのでしょうか?

確かに、2001年の厚生労働省の通達により、薬やサプリなどの原料に羊を使用することは制限されました。
スクレイピーの人間への感染例はありませんが、狂牛病に似た病気なので、万一のことを考えれば妥当な判断と言えます。

しかし、この通達にもある通り、羊の胎盤利用は制限こそされましたが、禁止されたわけではありません。
原産国を限定し、その胎盤の安全性さえ証明できれば、日本での羊プラセンタ製品の製造は可能なのです。

ちなみに、羊プラセンタを輸入する際は厚生労働省の認可が必須ですし、羊プラセンタ製品による病気の感染事例は過去に1件もありません。
近年では、より高い安全性を求めて、日本国内での製造にこだわるメーカーも出てきました。

世界で唯一のBSE未発生国ニュージーランド

ニュージーランドの羊
日本で流通している羊プラセンタ製品のほとんどは、原料にニュージーランドスイスの羊を使用しています。 
中でもニュージーランドは、良質な生育環境と徹底したトレーサビリティーにより、国際獣疫事務局(OIE総会)において『BSEリスクを無視できる国』と認定されるほど高い評価を得ています。
 
このニュージーランドでは、羊プラセンタに使用する羊は『医療用動物』として育てられています。
生育環境、餌、健康状態などが細かく管理されており、抗生物質や薬剤が投与されることは絶対にありません。
1つ1つをコントロールすることで、安全性にマイナスとなる要因を徹底的に排除しているのです。
更に、輸出用の羊プラセンタは政府の認定工場でのみ製造されており、1頭ごとに国が発行する認定書をつけて輸出されています。
 
ニュージーランド産の羊プラセンタは、その高い安全性と品質により、世界中のメーカーから注目されています。
しかし、ニュージーランド政府が輸出を認める国は限られおり、稀少性がとても高い成分となっています。 

まとめ

日本では『羊プラセンタ=危険』という嘘がはびこっているため、選択肢から無条件に外してしまう人も少なくありません。
しかし、せっかく摂取しても、身体に吸収されなければ意味はありません。
本当に良いプラセンタを選びたいなら、浸透性に優れた羊プラセンタも選択肢の1つに加えてみてはいかがでしょうか。
 

コメント

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