様々な効果が期待できるプラセンタは、注射や薬のみならず、化粧品やサプリ、食品にまで用途は広がっています。
しかし、これだけ効果が高いと、その分副作用も強いのではないかと心配になったりしませんか?
プラセンタの副作用についてまとめてみました。
目次
プラセンタサプリには副作用がない?
動物の臓器には、誰の臓器かを特定するためのマークがついているので、持ち主以外に移植すると拒絶反応が起こります。
ところが、胎盤(プラセンタ)と角膜だけには、このマークがついていません。
このため、持ち主以外の体内に入っても異物としては認識されず、副作用が起こりにくいと言われています。
しかし、サプリメントは医薬品ではないので、万が一副作用が発生しても報告の義務はなく、データが不足している部分もあります。
実際、プラセンタサプリを摂取したことでアレルギー症状が悪化した事例もあるようです。
不具合を感じたら、まずは医師に相談するようにしましょう。
また、プラセンタにはタンパク質やアミノ酸が豊富に含まれているので、タンパク質アレルギーがある方は注意が必要です。
副作用の口コミがあるのは何故?
プラセンタサプリに副作用はないはずなのに、レビューなどを見ると、次のような異変を訴える声も少なくありません。
【身体の異変】 |
実際、私もこういった書き込みを見て、購入を躊躇していた時期もありました。
しかし!
これらの症状のほとんどは、副作用ではなく好転反応・・・プラセンタの効果が上がり始めている証拠だったのです。
この好転反応とは、プラセンタを飲むことによって新陳代謝が活発になり、溜め込まれていた老廃物や毒素を体外に排出しようとして起こる現象、つまりデトックスと同じような現象です。
好転反応は一過性のものなのであまり心配はいりませんが、症状が長く続いたり、生活に支障が出るほどつらい場合は、体に合っていない可能性もあります。摂取を中止するか、量を減らすなどして、様子を見ていくことが必要です。
プラセンタ注射の副作用
プラセンタの皮下注射や筋肉注射では、ごく稀に悪寒や吐き気、発熱、発疹、かゆみなどの症状が出ることがあります。
すぐに投与を中止して、医師に相談するようにしましょう。
また、注射したところがズキズキと痛んだり、炎症を起こして皮膚が固くなるなどの副作用が起こることもありますが、これらは半日程度で消えることがほとんどです。
一方、静脈注射や関節注射、カクテル注射(他の美容成分を混ぜ合わせたもの)などは、血圧低下やショック、呼吸困難、チアノーゼ、ホルモン異常などという危険な副作用が出る可能性が高く、日本では投与法として認可されていません!
ところが近年では、美容クリニックなどでこれらの投与を行なうところも増えているようです。
プラセンタ注射による重大な副作用は過去に報告されたことはありませんが、ラエンネックについては投与後に肝機能障害で入院された事案が報道されたことがあります。
また、ヤコブ病などの感染リスク回避のため、プラセンタ注射を1度でも受けると献血や臓器提供はできなくなります。
プラセンタ注射に興味がある人は、これらのリスクもよく理解した上で投与するようにしましょう。
まとめ
プラセンタの副作用については、好転反応による身体の変化があることも理解しておくと、慌てることがありません。
メーカーがすすめる用量・用法を守って服用し、症状がひどい場合には医療機関などの専門家に相談するようにしましょう。
また、プラセンタそのものに原因がなくても、製造環境や原料の善し悪しによっては危険な商品になってしまうこともあります。
購入する時は販売元のサイトなどをきちんと確認して、安心安全な商品を選ぶようにしましょう!
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