美容クリニックの広告サイトなどを見ると、「プラセンタを経口摂取した場合の吸収率は注射の20%」と説明されているものを多く見かけます。
経口摂取のサプリやドリンクよりも、100%吸収できるプラセンタ注射の方が得られる効果は大きいのだとか…
しかし実際に調べてみると、その信憑性は疑わざるをえない怪しい情報だと分かってきたのです。
目次
吸収率20%の根拠
『吸収率20%』との情報は、プラセンタ注射薬で有名なラエンネック社が発信したものです。
しかし、この情報は自社が製造するプラセンタサプリ『ラエンネックP.O』だけについて言ったものであり、他のサプリも20%だと言ったわけではありません!
根拠となる研究結果などどこにもないのに、ラエンネック社が老舗の有名メーカーだったがために「サプリの吸収率は注射の20%」という言葉だけが一人歩きしてしまったのです。
そもそも、商品によって原料や製造方法がバラバラな上、摂取する人の体重や体調も違うのに、吸収率だけは全員が20%だなんてことがあるはずはないのです。
サプリはプラセンタ注射に劣るのか?
サプリメントの正確な吸収率は分からないので、本当に20%しかなかったと仮定して考えてみましょう。
プラセンタ注射薬として認可されているランエネック・メルスモンと、プラセンタサプリのロングセラー商品である母の滴プラセンタEXを、30日間摂取した場合の吸収量で比較してみました。
(注)1日あたりの摂取量はそれぞれの指定用量の通りです。
一見すると、注射の方がプラセンタを多く吸収できるので、優れているように感じられます。
しかし、プラセンタサプリは薬ではないので、体調に合わせて飲む量を調整することができます。
1日に飲む量を3粒に増やせば、30日間で吸収できる量は3,600㎎となり、プラセンタ注射を超えることになります。
ちなみに、コストを比較してみると…
プラセンタ注射の場合、保険適用されたとしても30日間で15,000円程度はかかります。
母の滴プラセンタEXは、1日を3粒に増やしても30日間で7,290円(税込)。
プラセンタ注射の半額に抑えることができます。
実は、母の滴プラセンタEXに使われているプラセンタは、ただのプラセンタではなくスーパープラセンタです。
このスーパープラセンタは、ランエネックやメルスモンの実に500倍以上もの濃度を誇ります。
吸収率が注射の20%しかなかったとしても、吸収されるプラセンタ量は母の滴プラセンタEXの圧勝ということです。
母の滴プラセンタEXについて詳しく知りたい方はコチラ
⇒ 母の滴プラセンタEXってどんなサプリ? ~含有成分と特徴~
まとめ
結論を言えば、「経口摂取した場合の吸収率は注射の20%」という情報は、数あるプラセンタ製品の中のたった1つのサプリメントに該当するデータでしかありません。
自分にピッタリなプラセンタ療法を見つけるためにも、間違った情報を鵜呑みにせず、正しい知識を集めるよう心がけましょう!
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