近年、TVや女性誌などで取り上げられることが多い【エクオール】
更年期症状を緩和させる成分として注目されていますが、現段階ではサプリなどで直接摂る方法が1番効果的です。
目次
エクオールが作れるのは2人に1人
体内でエクオールを作るためには、腸内にエクオール産生菌を持っていることが必須です。
しかしこのエクオール産生菌は、すべての人間が持っているものではありません。
日本人の2人に1人、40代以下の若い世代では3人に1人しか持っておらず、半数以上の人はエクオールを作り出すことができないのです。
エクオールについて詳しく知りたい方はコチラ
⇒ 更年期障害に悩む女性はエクオール! ~大豆イソフラボンはもう古い?~
エクオールを作れない3タイプ
エクオールの検査キットを販売しているソイチェックラボによると、エクオールを作れない人は主に次の3つのタイプに分けることができるようです。
①エクオール産生菌を全く持っていない |
この内、②と③のタイプに関しては、生活習慣や食生活を改善することで、エクオールを作り出せる体に替えられる可能性もあります。
しかし、①のようにエクオール産生菌を全く持ってない人が、大人になってから新たにエクオール産生菌を定着させるのはほぼ不可能と言われています。
エクオールはサプリメントで摂取できる
エクオール産生菌を持っていない、持っているけど少な過ぎて足りないという人でも、エクオールそのものを直接摂取できる方法があります。
それがエクオールサプリメントです!
現在、国内で販売されているエクオールサプリの中で、もっとも高い人気を誇るのが次の2つです。
販売元: 大塚製薬
通常購入:4,320円(税込)
定期購入:4,104円(税込)
内容量:28日分(112粒入り )
1日分のエクオール量:10mg
販売元: アドバンスド メディカル ケア(AMC)
通常購入:6,480円(税込)
定期購入:5,832円(税込)
内容量:30日分(90粒入り)
1日分のエクオール量:10mg
さすがに高い人気を誇るだけのことはあって、どちらも非常に優れたエクオールサプリであることは間違いありません。
ただ、1日に摂取できるエクオール量は10mgと同じですが、AMCのエクオール+ラクトビオン酸にはその名の通り『ラクトビオン酸』が配合されています。
AMCの方が価格は高く設定されていますので、ラクトビオン酸が自分にとって必要かどうかを見極めた上で、どちらを選ぶか決めればよいと思います。
ラクトビオン酸の効果
ラクトビオン酸とは、乳製品に含まれるラクトース(乳糖)という成分を酸化させることによって作られるオリゴ糖で、次のような効果が期待できます。
①更年期症状の緩和
大豆イソフラボンの吸収を高め、エクオールへの変換を助ける働きがあります。
女性ホルモンが減少することで起こるホットフラッシュやイライラなど、更年期症状の改善に効果があります。
②骨粗しょう症の予防
カルシウムの吸収を促し、骨密度を向上させる働きがあります。
更年期に入ると減少する『エストロゲン』には骨を強く保つ働きもあるので、カルシウムの吸収を助けるラクトビオン酸は骨密度低下の予防に効果的です。
③腸内環境を整える
胃や小腸では消化されず大腸にまで届くので、ビフィズス菌のエサとなって便秘が解消されやすくなります。
④美肌効果
保湿機能を担うラメラ構造を安定させる働きがあるので、保湿効果やお肌のバリア作用が期待できます。
まとめ
大豆製品を頑張って摂っているのに更年期症状に改善がみられない人は、エクオールを作り出すことができない体質なのかもしれません。
また、本来はエクオールを作れる人でも、腸内環境によっては必要とするエクオール量を作れていないことも考えられます。
エクオールサプリは過剰摂取しなければ、基本的に副作用はありません。
エクオールの量に不安がある方はもちろん、ホルモン補充療法の副作用がきつくて苦しんでいる方にも、是非1度試してみて頂きたいオススメのサプリメントです。
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