どうして夏バテしてしまうの？　～　夏バテの原因と症状　～

暑い日が続くと、なんとなく身体がだるかったり、食欲不振になるなど、夏バテに悩まされる方も多いのではないでしょうか。
ただ、ひと言で夏バテといってもその症状は様々で、予防・改善するためには不調の原因を正しく知る必要があります。

そこで今回は、夏バテが引き起こされる主な原因と症状について、詳しくご紹介します。

夏バテの症状

夏バテには明確な定義はなく、夏に見られる身体的・精神的な不調を総称して「夏バテ」と呼ばれています。

【夏バテの主な症状】

疲労感
倦怠感
食欲減退
微熱
頭痛
めまい・立ちくらみ
動悸・息切れ
筋肉のけいれん
疲労感
手足の冷え
吐き気・嘔吐
胃痛・胃もたれ
慢性的な腹痛や便秘・下痢
低体温
イライラ
思考力・集中力の低下など

夏バテが引き起こされる原因としては、次の5つが考えられます。

人間の身体は自律神経のコントロールのもと、汗をかいたり血管を広げたりすることで、体温を一定に保っています。

しかし、冷房が効いた室内から蒸し暑い屋外へ出る時など、気温や湿度の急激な変化は自律神経のバランスを乱し、頭痛やめまい、多汗、倦怠感、胃炎、下痢、便秘など、様々な症状を引き起こします。

人間の身体は体温が高くなると、血液を皮膚に集め、血液中に含まれる水分を体外に放出することで、体温を下げようとします。
そのため、暑い日が続くと胃腸を動かすために必要な血液が不足してしまい、消化がスムーズにできなくて胃もたれしたり、消化不良による便秘や下痢が起こりやすくなります。

胃腸の機能が低下すると栄養の吸収も悪くなるため、たんぱく質やビタミン、ミネラルといった生きるために必要な栄養素も不足しがちになり、更なる体調不良を招きます。

夏場は大量の汗をかき、水分とともにナトリウム・カリウム・マグネシウム・カルシウムといったミネラル分も排出してしまいます。
体内の水分やミネラル分が不足すると脱水症状を引き起こすだけでなく、体熱の放出に必要な汗をかきにくくなり、熱中症を発症しやすくなります。

夏は体内の熱を外に逃がすため、血管が拡張して低血圧になりやすい傾向にあります。
また、汗を大量にかいて血管内の水分が失われると、血液の量が減って血管内の圧力が下がり、更に血圧を下げることになります。

夜間でも気温が高い夏は、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなるなど、睡眠不足に陥りやすくなります。
日中の疲れを睡眠によって回復することができず、疲れがたまって夏バテを引き起こします。

夏バテを放置すると、様々な病気を引き起こすこともあります。

夏バテによって体力が低下すると、免疫力も弱まり、夏風邪にかかりやすくなります。
夏風邪は冬の風邪と違って咳はあまり出ず、喉の痛みや微熱、倦怠感のほか、下痢をしやすいなどの特徴があります。
また、汗がたくさん出るため、脱水症状も起こしやすくなります。

夏バテによる精神的な疲労がたまると、うつ病などの精神的な疾患を発症してしまうこともあります。

夏バテの症状にはうつ病の初期症状と似ているものもあるため、夏バテだと思い込み、うつ病を見逃してしまうケースも多いようです。

1.自律神経を整える！

体温の調節は自律神経が担当しているので、自律神経が乱れがちな人は夏バテのリスクが高く、夏バテした後も自律神経失調症を発症しやすいと言われています。

プラセンタにはこの自律神経のバランスを整える『自律神経調整作用』があるので、人間の持つ体温調節機能を正常に働かせ、夏バテしにくい身体を作ることができます。

2.様々な薬理作用！

プラセンタの持つ様々な薬理作用は、夏バテの不快な症状に効果を発揮します。

・食欲増進作用
・疲労回復作用
・免疫力強化作用
・血圧調整作用
・血行促進作用
・精神安定作用

3.豊富な栄養素！

プラセンタには夏に不足しがちなビタミンやミネラル、鉄分などの栄養素も豊富に含まれています。

夏バテによって免疫力が低下すると、身体の中に隠れていた病気が悪化することもあります。
また、夏バテだと思って放置していたら、重篤な病気のサインだったというケースも少なくありません。

本当に夏バテだった場合でも、点滴やビタミン剤を処方してもらうこともできるので、おかしいなと感じたら、早めに医療機関を受診しましょう！