「同じ話を何回聞いても覚えられない」「物忘れがひどい」など、年齢を重ねるとともに自分の記憶力が不安になることはありませんか？
そこで今回は、記憶力が低下する原因と脳の若返り術について、詳しくご紹介します。
目次
記憶のしくみ
人の名前や出来事など、人間が得た情報は、神経細胞の活動を通じ、脳の『海馬』という部位に蓄積され、必要に応じて取り出されています。
これが『記憶』のしくみで、この記憶した情報を処理しているのが『前頭葉』です。
この前頭葉は、記憶された情報を統合し、推理・判断することで私達の行動をコントロールしているので、”脳の最高司令官”とも呼ばれています。
これら一連の脳の働きによって、人間は物事を覚える・判断するという難しい作業をスムーズに行えているのです。
記憶力低下の原因は？
脳は、血液によって運ばれた栄養や酸素をエネルギー源として活動しています。
ところが、加齢とともに血管が衰えると、脳の血流は悪化します。
脳に送られる血液が減ることで必要な栄養や酸素が不足してしまうと、脳の神経細胞の活動は鈍くなり、記憶力も低下してしまうのです。
70歳の脳の血流量は、15歳時に比べて30％以上も低下しているとの研究結果もあります。
いつまでも記憶力を保つためには、加齢による脳の血流の悪化を防ぐことが大切です。
脳を若返らせるためには？
血流の改善
いつまでも若々しい脳でいるためには、脳の血流を保つことが何より大切です。
血流が悪くなる原因は、老化によって血管が細くなることとともに、血液自体がドロドロになることにもあります。
血管の老化を防ぎ、ドロドロ血液をサラサラにする習慣を身につけましょう。
◎血流を良くする食事
積極的に摂りたいのは、オメガ3系脂肪酸のDHAやEPA,αリノレン酸です。
サバやイワシなどの青魚や、アマニ油、エゴマ油などに含まれています。
また、活性酸素は老化を加速する原因の1つです。
強い抗酸化作用を持つポリフェノールやビタミンC、E、血管の柔軟性を保つアミノ酸も積極的に摂るようにしましょう。
◎血流を良くする生活習慣
1.有酸素運動
定期的に身体を動かす習慣を持ちましょう。
酸素をたくさん取り入れられて、身体全体を動かせるウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動がオススメです。
2.こまめに動く
じっとしてばかりいると、血流も悪くなります。
身体をこまめに動かすことを習慣づけるだけでも、効果が期待できます。
新しいことをする
脳は新しい刺激を受けることで、いくつになっても成長することができます。
いつもと違う道を歩いてみたり、食べたことのない食材を料理してみるなど、普段の習慣を少し変えてみるだけでも脳の刺激になります。
日記を書く
日記を書くという行為には、脳から記憶を取り出し、書く内容を整理して判断することが必要になります。
日常的に繰り返すことで、記憶力を高め、脳の老化防止に繋がります。
その時、将来の目標や計画も書き込むと、記憶・判断の刺激が更に高まるのでオススメです。
プラセンタで脳を活性化！
プラセンタには次のような効能があるので、安全でしかも手軽に、脳の活性化を期待できます。
1.血行を促進する！
プラセンタには血液の循環を促す『血行促進作用』や、新しい血液を作り出す『造血作用』があるので、若々しい脳を保つために1番大切な脳の血流の改善が期待できます。
また、自律神経が乱れると、血管が収縮して血液が滞り、脳の血流が悪化する原因となります。
プラセンタにはこの自律神経のバランスを整える『自律神経調整作用』があります。
2.脳の細胞を活性化！
脳の神経細胞は加齢とともに減少し、1度死滅すると再生は難しいと言われています。
プラセンタにはこの神経細胞の増殖と再生を促す『NGF（神経細胞増殖因子）』が豊富に含まれています。
3.活性酸素を消去！
脳は体内で最もたくさんの酸素を消費する器官で、老化の原因である活性酸素を大量に発生させています。
プラセンタにはこの活性酸素を攻撃して消去してくれる『SOD酵素（スーパーオキシドディスムターゼ）』が豊富に含まれています。
4.エストロゲンの減少を抑える！
更年期に入って女性ホルモン『エストロゲン』が減少すると、悪玉コレステロールや中性脂肪が急激に増え、動脈硬化を発症しやすい傾向にあります。
プラセンタには、このエストロゲンの急激な減少を抑える『内分泌調整作用』があります。
プラセンタには様々な美容・健康効果が確認されています。
そのため、脳の若返りを目指してプラセンタを飲んでいたら、お肌まできれいになったという人も多いようです。
まとめ
年齢とともに不安になる記憶力は脳の老化に深く関わっています。
いつまでも冴えた脳を手に入れるためにも、脳の若々しさを保つよう心がけましょう！
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